FIFAワールドカップカタール2022が、11月20日に開幕を迎える。4年に1度の祭典に果たしてどのような選手たちが臨むのか。今回は、2大会ぶり4回目の出場となるガーナ代表の招集メンバー26人と基本フォーメーションを紹介する。(成績は11月16日、年齢はW杯開幕時点のもの)

●GK

アブドゥル・ヌルディーン
生年月日:1999年2月8日(23歳)
所属クラブ:オイペン(ベルギー)
22/23リーグ戦成績:3試合出場/7失点
代表通算成績:2試合出場/1失点

 ヘッドギアを付けた若手GK。昨季オイペンで正GKの座を確保したアブドゥル・ヌルディーンは、2021年9月にガーナ代表初招集。今年1月にデビューを飾ると、6月に行われたキリンカップサッカー2022のチリ代表戦では鋭い読みと長い腕を活かしてPK戦で2本を止める活躍をみせた。

ローレンス・アティ・ジギ
生年月日:1996年11月29日(25歳)
所属クラブ:ザンクト・ガレン(スイス)
22/23リーグ戦成績:14試合出場/21失点
代表通算成績:10試合出場/15失点

 抜群の反射神経を誇るショットストッパー。2017年9月にガーナ代表に招集され続けているが、リチャード・オフォリらの陰に隠れ、これまでなかなか出場機会は回って来なかった。だが、カタールワールドカップではオフォリとジョー・ウォラコットが不在。17日に行われたスイス代表戦で先発出場したこの男は、本大会では正GKとなれるか。

イブラヒム・ダンラッド
生年月日:2002年12月2日(19歳)
所属クラブ:アサンテ・コトコ
22/23リーグ戦成績:5試合出場/5失点
代表通算成績:0試合出場/0失点

 カタールワールドカップに臨むガーナ代表メンバーから、ジョー・ウォラコットとリチャード・オフォリが落選。第1GKと第2GK不在で本大会に臨むことになる。そこで、ガーナ代表に選出されたのが19歳のイブラヒム・ダンラッドだ。身体能力が高く、クロスや1対1の際に積極的な飛び出しをみせるのが特徴。ガーナ代表キャップ数は「0」だが、昨季ガーナ最優秀GKに選出されたこの男の大抜擢はあるか。

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