マンチェスター・シティに所属するイングランド代表MFカルヴァン・フィリップスが衝撃の事実を明かした。イギリス『BBC』が伝えた。

フィリップスは2021年のユーロ前にイングランド代表に定着。リーズ・ユナイテッドでプレーしていた中、今シーズンからマンチェスター・シティへと完全移籍を果たした。

大きな期待を寄せられていた中、慢性的な肩の痛みを抱えており、9月に手術。W杯には間に合わない可能性も指摘されていたが、見事にメンバー入りを果たした。

今季はわずか54分間しかピッチに立っておらず、最後に公式戦でプレーしたのは2カ月前の9月14日という状況。ただ、W杯前最後の試合となった12日のプレミアリーグ第16節のブレントフォード戦ではベンチ入りを果たしていた。

奇跡的に招集を受けたフィリップスだったが、肩のケガ以上にW杯行きを逃す可能性があったという事実を告白した。

「5kgのプレートじゃなかったら、もっと重かったらひどいことになっていたと思う」

「ブレントフォードとの試合の前、僕はプロフェショナルとして試合の前にジムに行って、レッグプレスでアキレス腱を鍛えていたんだ」

「ラックから重りをを引っ張り出そうと思ったら、それが後ろに引っかかっていたと思うんだけど、僕の足の上に真っ直ぐに落下して、切ってしまったんだ」

「でもそれほど悪くはない。トレーニングによる水膨れの方が痛いぐらいだった。あまり酷くはないけど、10秒ぐらい立っていて『なんてこった!今のはなんだったんだ?』って思ったよ」

なんと、試合に出ていないフィリップスはジムでトレーニングをしていた際にウェイトを足に落とした事故を告白。大きなケガにはならなかったが、本人が言う通り、より重いものだったら骨折などプレー不可能な状態になっていたことは間違いない。不幸中の幸いということだろう。

また、自身の肩については「今、肩の状態は大丈夫だ。およそ7週間半前に手術を受けた」と語り、「12週間で回復すると言われたけど、やるべきことよりも多くのことをした。ワールドカップに行くことができるように、より早く回復したいと思っていた。そして今、僕はここにいる」とコメント。しっかりと回復し、無事にプレーできるようだ。

イングランド代表はグループBに入っており、初戦は21日の22時にイラン代表と対戦する。