バルセロナに所属するスペイン代表FWフェラン・トーレスが、記者会見でFIFAワールドカップカタール2022に臨むスペイン代表と自身の役割について語った。20日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 F・トーレスは、現在のスペイン代表における自身の役割について「始めの頃はたくさんのゴールを決めていたが、僕はウインガーだ。僕の役割はゴールを決めることではない。僕は守備面で助けなければならない」とゴールだけが仕事でないことを強調した。

 続けて、W杯に向けては「チームメイトの助けと監督の信頼。それが最も重要なことだ。最終的にチームメイトのために働くと、それは自分自身に戻ってくる」とチームで戦う重要性を明かした。

 また、現在のスペイン代表のメンバー選考は、ルイス・エンリケ監督仕様になっており、偏りがあるとしばしば指摘されることに関しては「ルイス・エンリケのチームではない。僕たちはスペイン代表だ」と語った。

 23日にコスタリカ代表とのカタールW杯初戦を迎え、12月1日には日本代表とも対戦するスペイン代表は、果たしてどんな戦いを見せるのだろうか。注目が集まる。