日本代表はカタールW杯にトレーニングパートナーなしで臨むことになった。現地時間11月21日、森保ジャパンがドーハ合宿を行なっているトレーニングセンター内で発表された。
日本サッカー協会の関係者によれば、スペイン遠征中のU-19日本代表から新型コロナウイルスの陽性者が4名出たとのこと。名前は公表されていない。
U-19日本代表からは10名がドーハ入りしてA代表のトレーニングパートナーを務める予定だったが、関係者は「現時点で陽性者は4名だが、それが全てとは限らない。こっち(ドーハ)にきてそれがサムライブルーに繋がってしまうのが一番怖いので、チーム全員を日本に帰すことになりました」と説明した。
なお、ドーハ入りしてA代表のトレーニングパートナーを務める予定だったU-19日本代表の10名は以下の通り。
DF 中野伸哉(サガン鳥栖)
DF 松田隼風(水戸ホーリーホック)
DF 田中隼人(柏レイソル)
DF 高井幸大(川崎フロンターレU-18)
MF 松木玖生(FC東京)
MF 佐野航大(ファジアーノ岡山)
MF 甲田英將(名古屋グランパス)
MF 福井太智(サガン鳥栖U-18)
MF 北野颯太(セレッソ大阪)
FW 熊田直紀(FC東京U-18)
U-19日本代表10名の不参加が決まり、森保ジャパンは登録メンバー26名でカタールW杯に向けた準備を進めることになる。
取材・文●白鳥大知(サッカーダイジェスト特派)