FIFAワールドカップカタール2022、グループリーグA第1節、セネガル代表対オランダ代表が現地時間21日に行われ、オランダ代表が2-0の勝利をおさめた。結果的に終盤の2得点で白星を飾ったオランダ代表だが、試合内容は次へ向けて不安を残すものになった。オランダ紙『テレグラーフ』は辛口評価を下している。
終始押し気味に試合を進めたのはセネガル代表で、オランダ代表はGKアンドリース・ノペルトのファインセーブに助けられる場面が何度かあった。それでも84分、フレンキー・デ・ヨングのクロスにコーディ・ガクポが頭で合わせてオランダ代表に先制点が入る。後半アディショナルタイムには、デイヴィ・クラーセンが追加点を決め、オランダ代表が2-0の勝利をおさめた。
この結果を踏まえ、同紙は「71歳の監督は、自分の指揮下でオランダ代表が世界チャンピオンになれるということを繰り返し口にしていたが、示されたレベルは期待外れの内容だった」と辛口評価。ただ、結果的に勝利をおさめたことで「アフリカ勢を相手に、多少の困難はあったものの成功した。エクアドル戦に勝利すれば、決勝トーナメント進出は決定的なものになるだろう」と伝えている。