FIFAワールドカップカタール2022グループB第1節が21日に行われ、アメリカ代表とウェールズ代表が対戦。1-1の引き分けに終わった。
自身初となるワールドカップの試合でフル出場したアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチは、「確かに残念だよ。あれだけいいスタートを切り、必要なゴールも奪ったけど、後半は少し調子を落としてしまった」と、ほぼ試合を支配し、先制点を奪った前半から一転して押し込まれる時間が増え、最終的にはPKにより同点とされた試合を振り返った。
勝ち点1獲得にとどまったことについては、「ゼロよりは良い」と話し、「前進し続けなければいけない。プッシュし続け、アグレッシブであり続ける必要がある。この試合ではポジティブなこともたくさんあった。あとはそれを90分間、どうまとめていくか」と、課題を挙げている。
「勝ちたいし、競争力があるこのチームを愛している。国を背負ってワールドカップでプレーできることは光栄だ。だから持っているすべてのものを出したい」と語ったプリシッチ。25日の第2節ではイングランドと対戦となるが、「このグループを勝ち抜くための十分な力が、このチームにはある。アグレッシブにトライするし、試合に勝つためにトライしていくよ」と、勝利を見据えている。
取材=小松春生