現地時間11月22日に開催されたカタール・ワールドカップ(W杯)グループCの第1戦で、FIFAランキング13位のメキシコと、同26位のポーランドが激突した。
36年ぶりのグループステージ突破を目ざすポーランドは7分、CKからW杯初ゴールに期待の懸かるレバンドフスキがヘディングシュートを放つも、相手のブロックに遭う。
7大会連続で決勝トーナメントに進出しているメキシコは、26分に右サイドからのクロスに東京五輪で大活躍したベガがヘッドで合わせるが、惜しくも枠の右に外れる。
スコアレスで折り返すと、迎えた58分、ペナルティエリア手前でパスを受けたレバンドフスキが、強靭なフィジカルで突破を図ったところでモレーノに倒され、ポーランドがPKを獲得。しかし、エース自ら蹴ったキックはGKオチョアにコースを完全に読まれ、セーブされてしまう。
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守護神の大ファインプレーで九死に一生を得たメキシコは、71分に最初の選手交代。怪我の影響でベンチスタートとなっていたエースのヒメネスと、ロドリゲスを送り込む。
ただ、その後も7分のアディショナルタイムを含めてスコアは動かず、0-0のままタイムアップ。数時間前に行なわれたC組のもう1試合では、サウジアラビアがアルゼンチン相手に逆転勝利と、波乱を起こしたなか、この一戦は互いに譲らず、勝点1を分け合う結果で終わった。
26日の第2戦では、メキシコがまさかの黒星発進となったアルゼンチン、ポーランドがジャイアントキリングで勢いに乗るサウジアラビアと対戦する。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部