開幕戦カタール×エクアドルで日本人サポーターがスタンドを片付け

 カタール・ワールドカップ(W杯)の開幕戦で日本人サポーターによる「ゴミ拾い」が大きな反響を呼んでおり、韓国メディアも「格別の清掃マナー」と伝えている。

 英メディア「スポーツ・バイブル」など、複数の報道によれば、11月20日に行われた開催国カタール代表とエクアドル代表の一戦後、日本人サポーターがスタジアムのゴミを拾う光景があったという。「日本のファンは、世界のサッカー界でスタジアムのゴミを片付けることに関して歴史がある」と、過去のW杯や女子W杯の際に取られた行動も紹介された。

 韓国メディア「SPOTV NEWS」は「日本人ファン、格別の清掃マナーで話題」と見出しを打ち、「多くのファンが日本のゴミ拾い文化に対して敬意を払うとともに拍手を送った」と伝えた。

 また、台湾のニュースサイト「NOWnews」も、「日本人ファンは開催国カタールとエクアドルの試合を観たあと、スタンドに残っていたゴミを片付け、最も遅くスタジアムを立ち去った。開幕戦には日本代表は出場していなかったにもかかわらず、試合後にスタンドを綺麗に清掃する日本ファンの姿はカタールなど中東人にも新鮮な刺激になった」と反響を呼んだことを伝えている。

 日本代表は11月23日にいよいよグループリーグ初戦でドイツ代表と対戦予定。スタジアムに駆け付けるであろう日本人ファンの振る舞いにも、再び注目が集まるかもしれない。(FOOTBALL ZONE編集部)