FIFAワールドカップカタール2022、グループリーグD第1節、フランス代表対オーストラリア代表が現地時間22日に行われ、4-1でフランス代表が勝利した。
フランス代表はラファエル・ヴァランがベンチスタートとなり、今大会欠場となったカリム・ベンゼマの代わりにオリビエ・ジルーが起用された。4バックでこの試合に臨んだが、開始9分に先制を許してしまう。オーストラリア代表の右サイドからの折り返しにグレッグ・グッドウィンが左足を振り抜いてゴールネットを揺らした。
さらに、この失点シーンで左サイドバックリュカ・エルナンデスが負傷交代するアクシデントが起こる。しかし、26分にフランス代表が追いつく。兄リュカに代わって入ったテオ・エルナンデスがセットプレーのこぼれ球を拾ってゴール前にクロスを入れると、アドリアン・ラビオが頭で合わせて決めた。さらに32分、高い位置でボールを奪ったキリアン・エムバペからラビオを経由してジルーがゴールネットを揺らして、フランス代表が逆転した。
フランス代表は後半も攻撃陣が躍動する。68分にエムバペがヘディングでゴールネットを揺らし、71分にはジルーがこの日2点目を頭で決める。オーストラリア代表に反撃の力は残っておらず、フランス代表が4-1で勝利した。