カタールW杯を盛り上げる気鋭の若手5人を英メディアがリストアップ

 日本代表は11月23日にカタール・ワールドカップ(W杯)のグループリーグ初戦でドイツ代表と対戦する。日本の命運を占う一戦の前に英公共放送「BBC」では、カタールW杯「注目すべき選手トップ5」を紹介し、日本人選手も選ばれている。

 記事では、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシやポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの名前を挙げ、「メッシやロナウドのような選手たちがサッカー選手としてのキャリアを終えようとしている一方、多くのエキサイティングな若手が育ってきている」と記し、気鋭の若手をピックアップしている。

 英「BBC」では、カタールW杯の「注目すべき選手トップ5」をセレクト。「カタール大会でFIFAヤングプレーヤー賞を受賞する可能性もある」と紹介したなか、その1人に日本代表MF久保建英(レアル・ソシエダ)が選ばれた。

 21歳の久保について「『日本のメッシ』と呼ばれる久保は、バルセロナのアカデミーを経て、宿敵レアル・マドリードと契約した日本出身の若手だ」と言及し、今季ソシエダに加入したキャリアに触れている。

 またプレー面について、「久保は技術に優れ、高速ドリブルを得意とし、東京五輪では日本代表として出場し、開幕から3試合すべてで得点を記録した。日本は準決勝でスペインに敗れ、五輪メダルを逃した。しかし、この若い選手には誇示するだけの実力があり、最高レベルでその能力を発揮したいと望んでいるだろう」と綴った。

 そのほかには、23日対戦するドイツから19歳FWジャマル・ムシアラ(バイエルン・ミュンヘン)、12月1日の第3戦で対戦するスペイン代表から18歳MFガビ(FCバルセロナ)がリストアップ。さらに、オランダ代表の23歳FWコーディ・ガクポ(PSV)、エクアドル代表の21歳FWモイセス・カイセド(ブライトン)が選ばれた。

 進境著しい若手たちがどんなプレーを見せるのか。世界中から熱視線が送られている。(FOOTBALL ZONE編集部)