森保一監督率いる日本代表は23日、FIFAワールドカップ・カタール大会のグループリーグ初戦でドイツ代表と対戦。前半8分、カウンターからFW前田大然(セルティック)がゴールネットを揺らしたが、オフサイド判定に阻まれた。それでも日韓W杯の日本代表メンバーである解説の福西崇史氏が、FW伊東純也(スタッド・ランス)をキーマンに挙げている。

 日本代表はMF鎌田大地(アイントラハト・フランクフルト)が自陣でボールを奪いカウンターを発動。右サイドを駆け上がる伊東純也にボールが渡ると、伊東純也のクロスにゴール前に走り込んでいた前田大然が反応。豪快にゴールネットを揺らしたが、オフサイド判定に泣いている。

 しかしNHKの生中継で解説を務めている福西崇史氏は、ドイツ代表の左サイドバックを務めるDFダビド・ラウム(RBライプツィヒ)が高いポジションをとっていることに着目。「左サイドバックのラウムの裏がひとつ狙い目」とコメントを残すなど、伊東純也からのチャンスメイクに期待を寄せている。

 伊東純也は所属先のスタッド・ランスでは、前線2トップの一角でレギュラーに定着。ドイツ戦という大舞台で早速爆発的なスピードを発揮している。