前半8分、前田がゴールネットを揺らすもオフサイド判定

 森保一監督率いる日本代表は11月23日、カタール・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第1戦でドイツ代表と対戦。前半8分にカウンターからFW前田大然(セルティック)がゴールネットを揺らしたが、オフサイドとなったシーンについて、「ABEMA」でカタールW杯プロジェクトのGM(ゼネラルマネージャー)を担当するMF本田圭佑は、「いきなり来たと思ったのに」と幻のゴールを惜しんだ。

 ドイツ戦のスタメンは、GK権田修一(清水エスパルス)、DFは板倉滉(ボルシアMG)、酒井宏樹(浦和レッズ)、長友佑都(FC東京)、吉田麻也(シャルケ)。MFは遠藤航(シュツットガルト)、久保建英(レアル・ソシエダ)、田中碧(デュッセルドルフ)、伊東純也(スタッド・ランス)、鎌田大地(フランクフルト)、FWは前田大然(セルティック)が入った。

 日本は前半8分、鎌田がMFイルカイ・ギュンドアンからボールを奪うと、そのまま素早く右サイドの伊東に展開し、カウンターを発動。持ち込んだ伊東は中央へクロスを送ると、そこに走り込んだ前田が合わせてゴールネットを揺らした。

 日本の先制かと思われた場面でスタジアムには大きな歓声が上がったが、ここは前田がオフサイドポジション。得点は認められなかった。

 本田は鎌田のボール奪取を「完璧です」と評価したうえで、前田の幻のゴールについて「いきなり来たと思ったのに。前田さんは(オフサイド)ラインが見えていた」と先制のチャンスを逃したことを惜しんでいた。(FOOTBALL ZONE編集部)