森保一監督率いる日本代表は23日に行われたFIFAワールドカップ・カタール大会のグループリーグ初戦で、W杯優勝候補のドイツ代表相手に2-1と金星を挙げた。そんな中、ドイツ代表DFアントニオ・リュディガー(レアル・マドリード)によるプレーが世界中で批判の対象となっているほか、MF堂安律(SCフライブルク)の言動にも注目が集まっている。
リュディガーは日本代表との一戦で先発出場すると63分、自陣左サイドの裏のスペースを突くFW浅野拓磨(VfLボーフム)との競走で全力で走らなかった。このシーンでボールはタッチラインを割ってドイツ代表のゴールキックに変わったが、日本のサッカーファンからはリュディガーに対して「舐めるな」、「なんだその走り方は」といった批判が殺到していた。
ただ日本代表は75分にMF堂安律(SCフライブルク)のゴールで同点に追いつくと、83分に浅野拓磨が相手ディフェンダーとの競り合いながらもペナルティエリア右隅で角度のない位置から強烈なシュートを放ちゴールネットを揺らした。
そして後半アディショナルタイムにかけてドイツ代表の猛攻をしのいで勝利。22日のサウジアラビア代表につづき、W杯優勝候補相手のジャイアントキリングで注目を集めている。
そんな中、世界中のフットボールを対象に話題性豊かな出来事を取り上げるツイッターアカウント『Out Of Context Football』は、浅野拓磨とマッチアップするリュディガーの姿、そして試合後に呆然と立ち尽くすリュディガーの姿をアップ。「世界の笑い者」、「恥をかけ」、「ざまぁ見ろ」といった声が沸き起こっている。
また試合後に呆然と立ち尽くすリュディガーに対して、何らかの言葉を浴びせる堂安律も話題の対象に。「堂安律煽っているのか」、「堂安律いいぞ!」、「もっと言ってやれ」というコメントが寄せられている。