森保一監督率いる日本代表は23日に行われたFIFAワールドカップ・カタール大会のグループリーグ初戦でドイツ代表相手に2-1と勝利。カタールW杯優勝候補相手に大金星を挙げたことにより、渋谷スクランブル交差点ではお祭り騒ぎとなっているが、その様子が世界中に拡散されている。
日本代表は前半に試合の主導権を握られると、33分にMFイルカイ・ギュンドアン(マンチェスター・シティ)のPKから失点。前半アディショナルタイムにもFWカイ・ハフェルツ(チェルシー)にゴールネットを揺らされたが、オフサイドの判定に救われた。
すると森保一監督は後半キックオフからDF冨安健洋(アーセナル)を投入して3バックシステムへ変更。FW浅野拓磨(VfLボーフム)、MF三笘薫(ブライトン)、MF堂安律(SCフライブルク)らを送り出すなど勝負に出ると、75分に堂安律が同点ゴールを奪取。そして83分には浅野拓磨が相手ディフェンダーとの競り合いながらもペナルティエリア右隅で角度のない位置から強烈なシュートを放ちゴールネットを揺らした。
そして日本代表は後半アディショナルタイムにかけてドイツ代表の猛攻をしのぎ、2-1で勝利。この歴史的大快挙に舞い上がった人々が深夜にもかかわらず渋谷スクランブル交差点に集結し、喜びを分かち合っている。
すると世界中のフットボールを対象に話題性豊かな出来事を取り上げるツイッターアカウント『Out Of Context Football』が、歓喜に満ちあふれる渋谷スクランブル交差点の様子を投稿。日本のサッカーファンからは「当然盛り上がるよな」、「ハロウィン以上の盛り上がり」といったコメントが寄せられる一方、「日本の恥」、「こんな人たちと一緒に扱われたくない」といった声も上がっている。
ただ海外のサッカーファンから「日本人は信号ルールを守りながら楽しんでいる」、「日本人は素晴らしい!」といったコメントが殺到。日本人のモラルが再び脚光を浴びている。
なお今月20日開催のカタールW杯開幕戦・カタール代表対エクアドル代表では、試合後に日本人のサッカーファンがゴミ拾いを実施。世界中のメディアが日本人サポーターの行為を称賛していた。