森保一監督率いる日本代表は23日、FIFAワールドカップ・カタール大会のグループリーグ初戦で2-1とドイツ代表を撃破。前日には同じアジア勢のサウジアラビア代表がFWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)擁するアルゼンチン代表相手に金星をあげたことにより、急きょ翌日が国民の祝日となっている。それだけに2010年南アフリカW杯の日本代表メンバーであるMF松井大輔(Y.S.C.C.横浜)も、岸田文雄総理大臣に対して休日に設定を期待しているようだ。
サウジアラビア代表は22日のアルゼンチン戦で、後半キックオフからわずか8分間で2ゴールを奪い逆転に成功。終盤に入って防戦一方の展開となる中、負傷者を出しながらも時間を稼いで2-1と勝利していた。
これに伴い、サウジアラビアでは23日に国民の祝日が設定。学校や休みとなったほか、国内の遊戯施設や商業施設で入場料無料になるなど、アルゼンチン戦勝利を祝うキャンペーンが実施されている。
すると日本代表もドイツ代表相手にMF堂安律(SCフライブルク)とFW浅野拓磨(VfLボーフム)のゴールにより2-1で勝利。歴史的勝利に日本国民が湧いているほか、渋谷スクランブル交差点ではお祭り騒ぎとなっている。
そんな中、ツイッターでは「岸田文雄さんは祝日の設定を!」、「明日を祝日にしてほしい!」、「岸田さん、祝日の検討をお願いいたします」といったコメントが噴出。
松井大輔も24日午前0時30分に「明日は祝日になりますか?あ、もう今日ですね」(原文ママ)と投稿すると、「祝日にしましょう!」、「なると信じて寝ます」、「1限に講義がある…」、「岸田総理に電話すれば間違いない」といったメッセージが寄せられている。
なお岸田文雄総理大臣はドイツ戦後半キックオフとほぼ同時刻に「宮中に参内し、新嘗祭神嘉殿の儀に参列いたしました。厳かな空気の中、五穀豊穣に感謝の念を捧げるとともに、皇室の弥栄と国家の安寧をお祈りいたしました」と投稿。一部SNSユーザーから「W杯に興味ないのか?」、「日本代表応援しないといけないのでは?」と批判を浴びていた。