2010年サッカーワールドカップ南アフリカ大会日本代表でY.S.C.C.横浜のMF松井大輔が24日、『ABEMAヒルズ』に出演。23日に行われた日本代表VSドイツ代表での“ジャイアントキリング”を「歴史的勝利」と喜び、「あんな森保監督見たことない!」と興奮気味に語った。さらに、27日19時(日本時間)に行われる第2戦のコスタリカ戦を見据え「絶対勝つということをイメージして」と熱い気持ちを込めていた。
森保ジャパンによるドイツ戦大金星の興奮が冷めやらぬ様子の松井は、「予想では1-1の同点になると見ていた。先制されるのもそうかなと思っていたが、三笘が入ってしっかりドリブルで仕掛けて1-1にしてくれた。予想外はその上を行って2-1になったこと。規格外の感じで浅野君が決めてくれたので、本当に嬉しかった。これは歴史的勝利。もしベスト8、さらにベスト4に行った時に、勝てるという自信にもつながったと思う」と喜びを爆発させた。
ドイツ戦では、森保監督が5人の選手を交代させて3バックにシステムを変更する超攻撃姿勢への采配にも注目。「森保さんは本当に堅い監督。今回のように攻撃を全部変えていくのは見たことがない。3バックにして、5人で守って5人で攻めていくというのはすごかった。選手もわかりやすく攻撃に参加できたと思う。攻めに行く、絶対に勝ちに行くというのを交代で示してくれたので、選手はもう行くしかないと思ったと思う。点を取られてもいい、絶対勝つんだと思って後半に出ることができたと思う」と分析した。
さらに、「攻撃は最大の防御。前に行くことで抑えられるし、攻撃している間は攻められない。前掛かりで攻撃していくことがすごく大事だということが、この試合で良くわかったと思う」と加えた。
勢いそのままに、向かうは27日19時(日本時間)から行われる第2戦のコスタリカ戦だ。23日行われた同グループEのスペイン戦で0-7と大敗したコスタリカは、日本戦に注力してくることは間違いない。松井は「受け身にならないこと。攻撃は最大の防御なので、(森保監督は)メンバーも変えてと思う。前から攻めていく、絶対勝つということをイメージして、前からプレッシング、前からボールを奪うということが大事になると思う」とコメントした。
ポイントとなる選手には三笘の名前を挙げ、「三笘選手がボールを持った時にチャンスが生まれてくるので、攻撃の起点になると思う」と解説。「遠藤選手、守田選手、田中選手、鎌田選手はボールを取ったら、すぐに三笘選手、伊東選手に回すことが重要。上田選手にしっかりキープしてもらってから、起点になってもらうというのがすごく大事になると思う」と解説した。
最後にはコスタリカ戦のスコア予想も披露。「3-1。勝たないとダメなんです!勝てるかは選手の動き次第だが、絶対に勝たないと、その後の3戦目(スペイン戦)が難しくなると思う」と熱い気持ちを込めていた。
(『ABEMAヒルズ』より)