スペイン代表FWマルコ・アセンシオが、カタール・ワールドカップ(W杯)グループE初戦のコスタリカ代表戦を振り返った。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。

スペイン代表は24日、今大会の初戦でコスタリカ代表と対戦。背番号10を背負うアセンシオは3トップの中央でスタメン出場し、1点リードの21分に追加点を挙げるなど、7-0という衝撃の圧勝劇に貢献した。

試合後のインタビューでは自身の起用法に言及。本職はサイドながらも、自身を最前線に配置したルイス・エンリケ監督への信頼を口にしている。

「ここ(カタール)に来て初日から、監督は僕に『いくつかのポジションで使うかも』と話してくれた。サイドと中央では守備のやり方が異なるよね。とても大きなやりがいを感じているよ」

「僕が純粋なストライカーとして振る舞うのは、試合の中で死んでしまうことに等しい。ただ、どこにいても相手にプレッシャーを与え、勝利のために動くのは同じ。確かなのは僕らが良いフットボールができているということ。コーチたちのおかげだね」

また、この一戦のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出されたMFガビを称賛。ガビは2004年生まれで日本なら高校3年生にあたる18歳だが、チームの最年少選手にも絶大な信頼を置いているようだ。

「18歳であんなにも… 驚くべきことだ。彼のトレーニングを見ていると、その素晴らしいポテンシャルをまざまざと見せつけられ、何より自信を感じる。僕たちは皆、彼の良さを知っている。彼は大きな力をもたらしてくれているね」