FIFAワールドカップカタール2022のグループH第1節が23日に行われ、ポルトガル代表とガーナ代表が対戦。試合は0-0で迎えた後半に5ゴールがうまれ、ポルトガル代表が3-2で勝利した。

 試合は65分にクリスティアーノ・ロナウドのPKでポルトガル代表が先制。その後、ガーナ代表がアンドレ・アイェウのゴールで追いついたが、78分にジョアン・フェリックス、80分にはラファエル・レオンが立て続けにゴールを奪ってポルトガルが突き放すことに成功する。しかし、試合はそのまま終わらず、89分にオスマン・ブカリのゴールでガーナが追いすがったが、試合はそのまま終了を迎えた。

 得点が生まれなかった前半から一転、後半は怒涛のゴールラッシュとなったが、データサイト『Opta』によると、今回の一戦は0-0で迎えた後半に5ゴール以上が生まれたW杯史上4度目試合になったとのこと。ちなみに、直近は記憶に新しい前回ロシア大会(2018年)のベルギー代表vs日本代表で、スコアはご存知の通り3-2でベルギーが勝利を収めた。

 残りの2試合は、アメリカ大会(1994年)のオランダ代表vsブラジル代表と、スペイン大会(1982年)のポーランド代表vsペルー代表。いずれも得点は後半のみで、前者は2-3でブラジル代表が、後者は5-1でポーランド代表が、それぞれ勝利を収めている。

 今回大会は、グループリーグの第1節終了時点ですでに4試合がスコアレスドローという結果に終わっているが、その一方で大量得点が生まれる試合も多くなっている。