元日本代表FWの福田正博氏が11月25日、TBS系の情報番組「ひるおび」に出演。日本対ドイツ戦(2-1)の「勝利を引き寄せたプレー」に遠藤航の守備を選出した。

 福田氏がピックアップしたのは“デュエル王”遠藤の72分のプレー。遠藤はボールを奪うと、ドイツ選手2人をかわす。奪い返されそうになったところをスライディングに行き、奪われたものの即座に立ち上がりチェックして、最終的には相手のファウルを誘った。

 福田氏は「あのシーンだけではない」としたうえで、件のプレーで「スタジアムがすごく盛り上がる。『日本はまだあきらめずにやるぞ』と」として、「スタジアムの雰囲気を変えられるのは、すごく大事」と効果を解説した。
 
 また、スライディング後にすぐに立ってチェックに行くシーンを「ずっと連続してプレーできるのが、彼の凄さ」として、前半にドイツに攻められ走らされていたにもかかわらず、「それでこのプレーができているのは、評価を高める」と絶賛した。

 ゴールを決めた堂安律や浅野拓磨、スーパーセーブを連発した権田修一に注目が集まったなかで、福田氏は遠藤の守備の効果を熱弁した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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