【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループG】ブラジル2-0セルビア(日本時間11月25日/ルサイル・スタジアム )

 圧倒的な技術と遊び心が組み合わさることで生まれる、創造性溢れるプレーはブラジル代表の真骨頂だ。セルビア戦でもブラジルらしさの溢れた華麗な連係が生まれた。これには視聴者からも「ヒールうんま」と驚愕の声が挙がった。

【映像】上手すぎる!パケタの絶品ヒールパス

 前半30分、ブラジルはコーナーキックを獲得すると、キッカーのブラジル代表FWラフィーニャがショートコーナーを選択した。ボールを受けたブラジル代表MFパケタは相手のDFをブロックした状態から意表を突き、股を抜くヒールパスでラフィーニャへボールをリターン。ボールを受けたラフィーニャは中央にグラウンダーのクロスを放り込んだが、これは惜しくも相手GKにキャッチされてしまった。

 ABEMAで解説を務めた玉田圭司氏は「セルビアの選手は背が高いという情報が入っているので、変化を付けてきますね」とパケタがトリッキーなプレーを選択した意図を考察した。
 この場面に対してABEMA視聴者からは「ヒールうんま」「いいデザインだなあいまの」「いい攻撃」とブラジルのコーナーキックを絶賛するコメントが寄せられており、ブラジル代表らしい遊び心のあるプレーに大興奮の様子だ。

 近年、ブラジルはモダンなサッカーをすると言われるようになった。だが、このプレーは根底のDNAに変わりがないことを見せつけるものになっただろう。今大会もブラジル代表はサッカーファンの想像を超えるプレーを魅せてくれるに違いない。
(ABEMA/FIFAワールドカップ カタール 2022)