【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループH】ウルグアイ0-0韓国(日本時間11月24日/エデュケーションシティ スタジアム)

 監督の顔面にボールが直撃する珍事が起きた。ウルグアイ代表DFカセレスのスローインを韓国代表MFチョン・ウヨンがヘディングでカット。なんとそのクリアボールはウルグアイ代表ディエゴ・アロンソ監督を強襲。しかしそのリアクションがすごかった──。

【映像】韓国のクリアボールがウルグアイ監督の顔面直撃 その直後…

 スコアレスで迎えた66分、ウルグアイ代表はスローインを獲得。得点を目指す中、前方へとボールを送るとカセレスのスローインを韓国代表MFチョン・ウヨンが勢い良くヘディングでカットする。しかし、このクリアボールはテクニカルエリアに立っていたウルグアイ代表ディエゴ・アロンソ監督の顔面に直撃してしまったのだ。

 至近距離でボールを受け、ABEMAの視聴者も「いたい」とリアクション。しかし、監督のリアクションがすごかった。なんとアロンソ監督が直後にアップで映し出されたリプレイ映像を見ても、眉一つ動かすことはなく、平静を保っていた。

 ABEMAの実況・小縣裕介氏も「国際映像はこういうのをリプレイで出しますよね」と伝えたが、監督のリアクションには「表情緩みません」とクールな監督に言及した。

 しかし、ボールが当たった頬には直撃の跡がくっきり、見るからに痛そうだ。それでも何事もなかったかのように指揮をとるクールなアロンソ監督に「監督に当たった」「笑った」など珍事を珍しがった視聴者は、「元締めを狙う作戦 」「監督から仕留めるな」など、韓国代表が監督を倒そうとしたと、ユーモアあるコメントを綴っていた。

 国の威信をかけた真剣勝負の試合の中にクスッと笑えるシーンがあるのもサッカーの魅力ではないだろうか。珍しいシーンを提供してくれた両チームの活躍に引き続き注目だ。
(ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)