現地時間11月24日をもって、カタール・ワールドカップ(W杯)のグループステージ第1戦が終了した。全16試合の中では、ブラジルをはじめとした優勝候補が順当に白星スタートを切った一方で、日本がドイツに、サウジアラビアがアルゼンチン相手に金星を挙げるドラマも生まれた。

「いくつかの衝撃的な結果があった。しかし、イングランド、ブラジル、フランス、スペインなどの強豪国は初戦から圧勝し、いつも通りの展開だ」と報じた英紙『Mirror』は、「第1試合を終えた全チームの評価」を10点満点の採点付きで掲載。スペイン、日本、ドイツ、コスタリカがしのぎを削るグループEに関しては、それぞれこう綴っている。

スペイン 10/10
ラ・ロハはコスタリカを7-0で打ち負かし、ベストな状態に戻ったようだ。ルイス・エンリケのチームが第1ラウンドで最も支配的な戦いを見せている。ドイツを倒し、他の結果も自分たちの思い通りになれば、次ラウンドへの通過が確定するだけでなく、その過程でライバルを排除できるだろう。

日本 9/10
サウジアラビアのように、日本はドイツ相手にセンセーショナルな逆転で番狂わせを起こし、話題となった。コスタリカ戦での勝利は、グループEを特に興味深いものにするだろう。
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ドイツ 1/10
タイムアップのホイッスルが吹かれ、日本代表チームが走り出すなか、ハンジ・フリックはタッチラインで落胆した表情を見せた。ドイツ代表のボスは、好調なスペインを相手にもう負けられないと分かっているはずだ。そうでなければ2大会連続のグループステージ敗退の可能性もある。

コスタリカ 1/10
試合開始のホイッスルが吹かれた瞬間から、2番手に甘んじてしまうような惨憺たる結果だった。グループステージ突破の可能性は低い。

 ドイツを撃破し、“死の組”とも称されるグループEを混沌とさせた森保ジャパン。残りのコスタリカ戦、スペイン戦でもあっと言わせる結果を残し、もはやダークホースではないことを証明できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部