現地時間11月25日にカタール・ワールドカップのグループステージ(A組)第2戦が行なわれ、開幕戦でエクアドルに黒星を喫した開催国のカタールと、同じく第1戦でオランダに敗れたセネガルが対戦した。

 序盤は、セネガルがボールを支配する展開。4分、右サイドでボールを受けたサールが、ドリブルで切り込み、エリア内に侵入してシュートを放ったが、ゴール右に外れた。

 一方のカタールは、セットプレーからチャンスを作る。15分、CKのこぼれ球をアフィーフがダイレクトで狙ったが、大きく枠を外れた。

 24分には、セネガルのゲイエがエリア手前の右寄りから強烈なミドルシュートを放ったが、惜しくも枠を捉えられなかった。

 試合が動いたのは41分、セネガルは相手DFのクリアミスにディアが反応。冷静にゴール左に流し込み先制点を奪った。このままセネガルが1点リードして前半を終える。
 
 後半に入っても攻勢をかけるセネガルは48分、右CKのチャンスを得ると、ヤコブスが蹴ったボールをニアに飛び込んだディエディウが頭で合わせ、追加点を奪った。

 反撃に出たいカタールは、18分にアリが狙いすましたシュートを放ったが、GKメンディの好セーブに阻まれた。さらに、22分にも左からのクロスをミゲウがダイレクトで合わせたが、またしてもメンディの好守に防がれた。

 それでもカタールは78分、右サイドでボールを受けたムハンマドのクロスに飛び込んだムンタリがヘディングシュートを叩き込み、1点を返す。

 しかしセネガルも84分、ヌディアイェの折り返しをディエングが決めて、再び2点のリードを奪う。

 試合はこのまま終了し、セネガルが3-1で勝利を飾った。後半、猛攻を仕掛けたカタールは、今大会初ゴールを奪ったものの、連敗となった。

 29日に行なわれる第3戦では、カタールがオランダ、セネガルがエクアドルとそれぞれ対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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