カタール・ワールドカップを現地観戦している本田圭佑が11月25日、テレビ朝日の「報道ステーション」に出演。前日に公式ツイッターに投稿した森保ジャパンの「vsコスタリカ願望スタメン」の意図を明かした。

　システムは、日本が劇的勝利を飾ったドイツ戦の後半に採用された「３－４－２－１」に近い「３－４－３」。GKは権田修一、３バックは右から板倉滉、吉田麻也、冨安健洋、ウイングバックは右に伊東純也、左に長友佑都、ダブルボランチが遠藤航と田中碧で、３トップは右から久保建英、鎌田大地、浅野拓磨となっている。

　このメンバーの意図を聞かれた本田は、「ポイントは伊東さんを右ウイングバックに置いているところ」と話し、その理由を説明した。

「（別メニュー調整の酒井）宏樹がおそらくダメなんで、そこを誰に使うか悩んだんですけど、攻撃的に行きたい」

【画像】本田圭佑が公開した“対コスタリカ願望スタメン”の実画像　
　攻撃的に行く意図は「ドイツがスペインに勝つと考えると、２勝１分け・勝点６で並び、得失点差で（決勝トーナメントに）行けない可能性が十分にある。できるだけコスタリカには大差で勝ちたい」と語りつつ、こう続けている。

「でも、そんなに甘い相手じゃない。守備のバランスを考えて、佑都を左に入れた。もし何も考えないで攻撃的なシステムで行くなら、（左ウイングバック）三笘（薫）さんを入れる」

　ただ、この３バックはあくまで予想ではなく「本田ジャパンなら」と強調。「森保さんはしないと思う。話によると、あまり３バック（の準備）をしていなかったみたい。また４バックで、『俺らの良さを出すぞ』というマネジメントをしているのなと思う」と予測した。

　27日に行なわれるコスタリカ戦で、森保一監督はどの11人を選び出すか、注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部