12月1日の第3戦で日本とスペインが対戦、元スペイン代表GKカシージャスが警鐘

 日本代表は11月23日のカタール・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦でドイツ代表に2-1と逆転勝利したなか、27日の第2戦でコスタリカ代表、12月1日の第3戦でスペイン代表と対戦する。元スペイン代表GKイケル・カシージャス氏は、日本代表について「スピードがあり脅威だ」と言及し、母国代表チームに警鐘を鳴らしている。

 下馬評では不利と見られてたドイツ戦で日本が特大のインパクトを残した。前半にPKで先制されたものの、後半にMF堂安律(フライブルク)とFW浅野拓磨(ボーフム)のゴールで2-1と逆転し、W杯優勝経験国のドイツを撃破。この一報はすぐさま世界中を駆け巡り、日本への賛辞が続々と寄せられている。

 スペイン代表で長年活躍したカシージャス氏は、日本戦に向けて警戒を呼び掛けているようだ。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は、「日本がドイツにサプライズ勝利し、最大の番狂わせの1つとなったあと、元GKイケル・カシージャスは日本チームが怖かったと明かし、グループリーグで対戦するスペインに警戒メッセージを発した」と報じた。

 また「Bolavip」のインタビューを引用しつつ、「日本はスピードがあり、とても脅威だ。それは彼らがゲームにスピードをもたらすからであり、スペインはそれに対して準備しなければならない」というカシージャス氏のコメントを紹介している。

 次戦でスペインはドイツと対戦し、日本とコスタリカ戦も含めた結果次第で、日本とスペインのグループリーグ突破が早々と決まる。果たして、日本とスペイン戦はどんな展開となるのだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)