【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループA】カタール1-3セネガル(日本時間11月25日/アルトゥママ スタジアム)
ペナルティエリア内でカタール代表FWアフィフが倒れた瞬間、誰もがPKを確信した。しかし主審はペナルティスポットを指さず、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入があるかと思われたが、それも何もなし。判定に納得いかない視聴者の中には「開催国に厳しい」と疑問を呈する人も現れた。
ワールドカップの歴史上、開催国の中で開幕戦に初めて敗れた国となったカタールは決勝トーナメントへ進む為にも是が非でもセネガル戦で勝ち点3が欲しかった。そんな中、33分にチャンスが生まれる。
カタール代表は自陣でボールを奪うとショートカウンターを発動。少ないパス数で攻めるとFWアフィフがセネガルDF陣の裏に抜けて、GKメンディーと1対1になるかと思われた。その時、セネガル代表FWサールが後ろからタックルをしてドリブルを止めた。その際にアフィフは上手く体をボールと相手の間に入れており、背後からまともにサールのタックルを食らう形でピッチに倒れている。
ABEMAで解説を務めた秋田豊氏は「アフィフは頭がいい。相手の間合いにわざと入ってファウルさせるようにした。PKとってもおかしくない。これは最高にうまい」とアフィフの一連のプレーを賞賛。
しかし、主審はペナルティースポットを指すことはなかった。かなり際どい判定だったため、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入されると思われたが、試合はそのまま進み、カタールにPKが与えられることはなかった。
この判定にABEMA視聴者は「テクノロジーはよ」「開催国に厳しい」と判定に疑問を呈する人がいた反面、「完全に当たってから倒れてるやん」「倒れるのが早すぎたw」と意見が分かれている。
PKが与えられなかったこともあり、結果的にカタールは1-3で敗れてしまった。これで早くもグループステージ敗退が決まってしまったが、最終節オランダ戦ではアジア王者の意地を見せて欲しいところだ。
(ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)