【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループA】オランダ1-1エクアドル(日本時間11月26日/ハリファ インターナショナル スタジアム)

 FIFA ワールドカップ カタール 2022グループA第2節のオランダ(FIFAランク8位)vsエクアドル(同44位)が行われ、オランダが6分にFWガクポの2試合連続ゴールで幸先よく先制するも、49分にエクアドルのエースFWであるエデル・バレンシア(フェネルバフチェ/トルコ)に決められドローに終わった。そんな白熱した試合の中で、DFにとってはイライラMAXの“超絶”フェイントが注目を浴びる一幕があった。

【映像】イライラMAXの“超絶”フェイント

 問題のシーンは58分過ぎ。相手DFを翻弄するフェイントを披露したのは、エクアドルDFのアンヘロ・プレシアード(ヘンク/ベルギー)。自らのスローイングから味方が頭でつないだボールを受けたプレシアードは右サイドをドリブルで駆け上がると、センタリングを上げさせまいと詰めてきたオランダDFのデイリー・ブリント(アヤックス/オランダ)と対峙する。

 ドリブルから右足でセンタリングを上げる素振りで切り返し気味に動きを止めたプレシアードは、ここでブリントと正対。味方の位置を確認するように視線を逸らしながら右足、さらに左足でボールを跨ぐと、視線をブリントに戻し、あろうことか「来いよ」とでも言わんばかりにクイっと手招き。それでも動じないブリントの様子にプレシア―ドは腰を左右に振ってまるでダンスするかのようなフェイント。

 それでも小刻みなステップで不規則な動きに対応するブリントを見るや否や、右足を進行方向に一つグイッと踏み込み、再びその足でボールを跨ぐと、一気に加速。突然の動き出しにワンテンポ遅れたブリントはプレシア―ドにセンタリングを許してしまった。

 逆転を狙ったバレンシアのシュートは相手DFによって弾かれ、こぼれ球に詰めたプラタ(バジャドリード/スペイン)のシュートはクロスバーを叩き逆転ゴールは生まれなかったが、ブリントにとっては冷や汗もののシーン。華麗なフェイントにABEMAの視聴者からも「やっばいw」「ダンシング」「うますぎ」といった声が多数寄せられた。(ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)