森保一監督率いる日本代表は27日のFIFAワールドカップ・カタール大会グループリーグ第2戦で、GKケイロル・ナバス(パリ・サンジェルマン)擁するコスタリカ代表と対戦する。初戦でW杯優勝候補のドイツ代表を下して世界中から注目を集める中、コスタリカ国内テレビ局『Teletica』の解説者が日本代表選手の特徴を分析した。
日本代表は23日、グループリーグ初戦でW杯優勝候補のドイツ代表相手に2-1と勝利。一方のコスタリカ代表は強化試合・イラク戦が急きょ中止となるなど最終調整で狂いが生じたこともあり、スペイン代表との一戦で0-7と大敗。シュート本数ゼロに終わったほか、ボール支配率18%と終始スペイン代表に主導権を握られた。
そんな中、元コスタリカ代表アシスタントコーチのマウリシオ・ソリス氏が『Teletica』の番組に出演。日本代表の特徴を聞かれると「日本代表のようなアジアのチームは敏捷性に優れている。パワフルでプレーの強度が高い」と語っている。
また同氏は中盤や前線でスピードのある選手のスタメン起用を推奨すると「スペイン戦のように、コスタリカ代表が危険にさらされている状況を踏まえると、『5-4-1』のシステムで臨んでカウンターからの得点を狙うことになるだろう」と、日本戦の試合展開を予想している。
コスタリカ代表は日本代表との一戦で敗れると、グループリーグ敗退が決まる。森保ジャパンとしては主導権を握ることが予想される一方で、コスタリカ代表のカウンターを警戒する必要があると考えらえる。