日本代表の鎌田大地が26日、FIFAワールドカップカタール2022のグループE第2戦・コスタリカ戦に向けたメディア対応を行った。

 日本は23日のドイツ戦で逆転勝利。勝ち点「3」を持った状態でコスタリカ戦に臨む。これについて鎌田は、「勝ち点1以上と考えて3取れたのは、自分たちが決勝トーナメントに上がるというのを考えた上では本当に大きな勝ち点だったと思うし、あのポイントは本当に大きいものだなと思います」と語っている。

 また、対戦相手コスタリカについて、特徴と弱点を以下のように分析している。

「予選を見ても本当に最後の部分で戦ってきたり、体を当てて、みんなで守って。大量得点をしているイメージはないですけど、セットプレーだったり、カウンターだったりで点を入れて、しっかりみんなで守り切るイメージがある。自分たちはある程度ボールを持てると思いますし、そういう引かれた相手に対しても足元のあるメンバーが今の日本には多いし、うまく相手に引かれても崩していけるのかなと思っています」

 コンディションについては、「全然問題ないですね。自分はフランクフルトで中2日でも中3日でもほとんどフルで試合に出ていたし、今回に関しては中3日あるので、コンディションの面では何も心配はしていないですね」と万全である旨を強調している。

 そして、ドイツ戦での反省点も口にした。

「もっと自分がボール触ったときにミスをしないだとか、ボールを取られないっていう部分はいつもの自分じゃなかったなと思うし。そこは修正というよりも試合の展開だったり初戦っていうのもあったと思うので。特に深く考えず、普通にやればできると思うし、あとはドイツ戦は見ててもボールが来てれば、っていうシーンは多々あったと思うんで。そこに関しては試合が終わってから選手にも要求をしているし、走っているからこそ、あれだけの走行距離も出ていると思うし。っていうので、しっかりやることを変えずに1試合で考えずにあと2試合もあるし、それ以上もあるかもしれないし、しっかり自分がいつも通りできたら問題ないかなと思います」

 コスタリカとの一戦は、27日19時キックオフ。日本サッカー史上初となる2大会連続の決勝トーナメントへ、勝利で前進したいところだ。