【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループD】チュニジア0-1オーストラリア(日本時間11月26日/アルジャノブ スタジアム)

 突如として始まったリフティングチャレンジ。お互いの陣地の上空をボールが行ったり来たり。敵味方関係なくボールを蹴り合う姿は、まさに「蹴鞠」か「羽子板」か。そんな珍プレーがワールドカップの舞台で生まれた。

【映像】試合中に敵同士でリフティングチャレンジ

 オーストラリア代表FWグッドウィンが、前方にボールを蹴り出したところからこのラリーが始まった。チュニジア代表DFブロンが敵陣に蹴り返すと、今度はそのボールをオーストラリア代表DFべヒッチが、ヘディングでチュニジア陣地へクリアした。さらにそれをチュニジア代表が跳ね返して──と数回にわたるラリーが続き、結局なんと10タッチ、約15秒もの間、ボールは落ちることなく空中を舞い続けた。

 この長すぎる空中ラリーにはABEMA視聴者も「羽子板みたい」「セパタクロー終わらんな」「なにしてんのよw」「空中戦草」と困惑気味の様子だった。

 決して本人たちはふざけているわけではなく、真剣勝負の中で生れた珍プレーだった。緊張感漂う試合で、何気なく生れたこのラリーを見ることができた視聴者たちはラッキーだったかもしれない。
(ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)