日本代表DF長友佑都(FC東京)が、27日に行われたFIFAワールドカップカタール2022・グループE第2節コスタリカ代表戦を振り返った。

 相手の3倍以上のシュートを打ちながらチャンスを生かしきれず、81分に自陣でのミスから失点。コスタリカ代表に唯一打たれた枠内シュートに泣き、0-1の敗戦で1勝1敗となった。

 長友は試合後、敗因に言及。「相手が5バックでしっかりとブロックを作って、スペースを消してきたってところで、なかなかそこを崩すのが難しかったのかなというのはありますね。ただキレイに崩すだけじゃなくて、裏を狙う選手、あとはやっぱり厳しくてもシュートを打っていったり、ミドルシュートを打っていったりとか、クロスを狙ったりってところは、もうちょっとあっても良かったのかなと思いますけど」と、引いて守ってきたコスタリカ代表の守備を崩す工夫が足りなかったと語った。

長友は「相手はホントに非常に少ないチャンスの中で決めきったと。これがまあサッカーである」としつつ、「この結果を受け止めて、ただ終わったわけではない」と言葉を続け、12月1日に控えるスペイン代表戦への意気込みを示した。

「やっぱりネガティブに下向くってことが一番よくない。精神面が一番大事だと思うんですよね。(2010年の)南アフリカの時は2戦目負けて、そこから次の試合勝って(決勝トーナメント進出)って経験もありますしね。そこのチームの雰囲気作りっていうのをもう1回、ポジティブな前向きな雰囲気が出るように心がけて取り組んでいきます」