【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループF】クロアチア4-1カナダ(日本時間11月28日/ハリーファ国際スタジアム)

 前回大会準優勝のクロアチアがカナダ相手に4得点を奪い快勝。決勝トーナメント進出に向け、前進した。

【映像】前回大会準優勝のクロアチアがカナダ相手に4得点

 まず、カナダの歴史的なワールドカップ初得点は開始早々の67秒に訪れた。右サイドのタジョン・ブキャナン(クラブ ブルージュ/ベルギー)がボックス内に入れたクロスボールに、若きエース・アルフォンソ・デイビス(バイエルン/ドイツ)が飛び込むと、ヘディングで狙ったシュートがゴールネットを揺らした。

 一方、クロアチアはルカ・モドリッチ(レアル マドリード/スペイン)を中心に徐々に自分たちのペースを掴んでいく。35分には左サイドのイバン・ペリシッチ(トッテナム/イングランド)が起点となり絶妙なパスを送ると、アンドレイ・クラマリッチ(ホッフェンハイム/ドイツ)が左足でゴールネットを揺らした。43分にはマルコ・リバヤ(ハイドゥク スプリト/クロアチア)が強烈なミドルシュートを決めて、逆転に成功した。

 後半8分にはクラマリッチの決定的な場面をカナダGKミラン・ボージャン(ツルベナ ズベズダ/セルビア)が好セーブ。しかし、25分にクラマリッチは左足を振り抜き自身2ゴール目。48分にはマイェルがワールドカップ初ゴールを決めダメ押し。4-1と快勝した。クロアチアは勝ち点3を獲得し、ここまで勝ち点4を獲得しているモロッコと勝ち点で並んだ。クロアチアは次節、ここまで勝ち点3のベルギーと、そしてカナダはモロッコと対戦する。なお、カナダはグループステージ敗退が決まった。
(ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)