【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループE】日本0-1コスタリカ(日本時間11月27日/アフメド ビン アリ スタジアム)

 その瞬間、試合を見ていた日本サポーターはドキッとしたに違いない。ほぼ満員のスタジアムから集音マイクを通して聞こえてきたのは、頼れるキャプテンの絶叫だった。

【映像】集音マイクが拾った断末魔の叫び

 0-0で迎えた41分、フィフティーなボールを吉田麻也が競ると、コスタリカFWコントレラスと接触。リプレイで見ると、吉田はコントレラスに思いっきり足首を踏まれていたのだ。

 どちらかと言うと穏やかな印象のある吉田だが、コントレラスの足裏タックルがよほど痛かったのだろう。その叫び声は集音マイクにもしっかり拾われており、ABEMA視聴者からは「怪我だけは勘弁してくれ」「これは痛い」「吉田大丈夫か」と負傷の具合を心配する声が多く並んだ。

 コントレラスにはイエローカードが提示されたが、吉田自身も副審に対して危険なプレーだったことを強くアピールしているようだった。

 結局吉田に怪我はなかったようで、試合終了までプレー。今大会では怪我人が続出しているだけに、まさかの事態もチラついた危険なプレーとなった。(ABEMA/FIFAワールドカップ カタール 2022)