現地時間11月27日に行なわれた、カタール・ワールドカップ(W杯)のグループE第2戦、日本代表はコスタリカ代表と対戦し、0-1で敗れた。
23日に逆転勝利でドイツを下した後にも話題になったのが、選手たちが使用するロッカールームだ。国際サッカー連盟(FIFA)の公式Twitterは、「ドイツに歴史的な勝利を収めた後、日本のサポーターはゴミ拾いをし、サムライブルーはこのようにハリファ国際スタジアムの更衣室を後にしました。ドウモアリガトウ」と投稿。きれいに片づけられたロッカールームと、アラビア語と日本語で「ありがとう」と描かれたメッセージを公開し、反響を呼んでいた。
【画像】「ありがとう」の精神は変わらず。ピカピカに磨き上げられたコスタリカ戦後のロッカールームをチェック
さらに、敗北したコスタリカ戦の後も、日本代表スタッフはキレイに片づけて去ったようだ。FIFAのワールドカップ公式Twitterの日本語版は、アリ・ビン・アリスタジアムでもきれいに片づけられ、メッセージと折り鶴が置かれたロッカールームの写真を公開した。
この投稿には7000件以上の「いいね」がついた。また、日本のファンからは、「勝っても負けてもマナーは守る!」「さすがとしか言えない」「この素晴らしいマナー、心が次のスペイン戦に繋がりますように」「素晴らしい美しい」「こういうのが大事だよな」「気持ち良い!! 当たり前に感謝出来る人になりたい」「こういう小さな積み重ねはいつかきっと繋がる」「武士のような佇まいですね」「負けたからこそ、その後の振る舞いは大事よね」といった声が寄せられている。
また、台湾メディア『自由時報』は引用リツイートで「サムライブルーは敗れたとはいえ、ロッカールームを掃除して帰っていった。これぞ日本人の心!」と称賛。海外のサポーターからは「とても素敵」「彼らはお気に入りのチームだ」といった声も見られた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部