日本代表DF伊藤洋輝(VfBシュツットガルト)は、FIFAワールドカップ・カタール大会のグループリーグ第2戦・コスタリカ戦でMF三笘薫(ブライトン)にほとんどパスを供給しなかったことにより批判を浴びている。そんな中サッカー元日本代表MF本田圭佑の公認YouTuberであるMAKIHIKA(マキヒカ)さんが自身のツイッターアカウントを更新。伊藤洋輝のプレーに関するツイートを削除した上で謝罪したものの、賛否両論が沸き起こっている。
伊藤洋輝はコスタリカ戦で後半キックオフからDF長友佑都(FC東京)にかわって途中出場。しかし後半途中から左サイドで途中出場した三笘薫へパスを供給する場面が少なかったほか、バックパスが多い点に疑問の目が向けられていた。
またマキヒカさんは試合終了直後に「伊藤さんなんで、前向いて三笘さんに出さへんの?半導体不足かなんか?」とツイート。伊藤洋輝のプレーに対して批判的な見解を述べていた。
伊藤洋輝への批判が集中する中、本田圭佑は28日午後2時ごろに「伊藤洋輝さんに関して。安易な批判はやめるべき。監督が指示してない可能性もある。選手ってのはコーチング1つで1流にも2流にもなりえる」と投稿し、同選手のプレーに関して自身の見解を述べていた。
するとマキヒカさんは午後3時ごろに「伊藤さんに関するツイートは削除させていただきました。大変申し訳ございませんでした」とツイート。これには「全然いいと思う」、「間違い認めるのは大事」、「みんな思ってたことだけど、誹謗中傷まで発展したからなあ…」と擁護のメッセージが寄せられている。
しかし一方で、「本家が言ったから削除したようにしか思えない」、「本田さんのツイート見て慌てて削除して謝罪している感じしかない」といった批判が殺到。“本家”本田圭佑の真似をしたという見方が広まっているほか、「最初からツイートするなよ」、「よく考えてからツイートしてください」といった手厳しい声も上がっている。
なお伊藤洋輝を巡っては、試合終了直後に同選手のWikipediaで国籍欄が日本からコスタリカに変更されているほか、本名が「三笘大嫌い」、愛称が「バックパスマニア」、カタカナで「イトウ マグワイア」となるなど、悪質な書き換えが目立っている。
またツイッターで一時「伊藤洋輝」、「戦術三笘」、「戦犯探し」といった同選手に関連するキーワードが複数トレンド入りしたほか、同選手のインスタグラムアカウントも炎上。過度な批判や誹謗中傷をやめるように呼びかけるコメントも数多く見受けられている。