FIFAワールドカップカタール2022、グループリーグGの2試合と、グループリーグHの2試合が現地時間28日に行われた。

 グループG優勝候補のブラジル代表はスイス代表と対戦。セレソンはボールを保持するも堅守を自慢とする相手を前になかなか均衡を破れず、ヴィニシウス・ジュニオールの得点がオフサイドで取り消しになるという不運にも見舞われた。それでも、試合終盤にカゼミーロが強烈なボレーシュートを突き刺し、先制に成功。これが決勝弾となり、1試合を残してベスト16入りを決めた。

 ともに初戦を落としていたカメルーン代表とセルビア代表の一戦は、壮絶な打ち合いとなった。セルビア代表が前半終了間際に2点、そして後半に1点を奪い一時3-1とリードしたものの、その後カメルーン代表がヴァンサン・アブバカルとエリック・マキシム・シュポ=モティングのゴールで同点に追いつくなど驚異的な粘りを発揮。試合はそのまま3-3で終了している。

 グループHのポルトガル代表はウルグアイ代表と対戦。54分、ブルーノ・フェルナンデスがクリスティアーノ・ロナウドにあげたクロスがそのままゴールに入り、ポルトガルが先制に成功する。後半アディショナル、フェルナンデスが自ら得たPKを決めて2-0でポルトガルがウルグアイを下した。

 韓国代表はガーナ代表と対戦。前半は相手の勢いに飲み込まれ一気に2失点を喫してしまったが、後半に入りチョ・ギュソンがヘディングで2ゴールを奪取し、一時スコアを振り出しに戻すなど意地を見せた。しかし、68分にモハメド・クドゥスに3点目を献上。その後は猛攻を見せるもゴールが遠く、2-3で競り負けることになった。

【グループリーグ順位表】カタールワールドカップ<組合せ>
【全試合日程・結果・放送予定】サッカーFIFAワールドカップカタール2022
【決勝トーナメント表】カタールW杯<組み合わせ>