日本代表のMF久保建英は、スペイン戦への意気込みが人一倍強いようだ。
カタール・ワールドカップのグループステージ初戦で優勝候補筆頭のドイツ相手に大金星を手にした日本だったが、続くコスタリカ戦で黒星を喫し、グループ突破は最後のスペイン戦に委ねられることになった。
久保は幼少期をバルセロナの下部組織で育ち、2019年からはレアル・マドリーに在籍していたという驚異のキャリアを持つ。今季からはソシエダに完全移籍し、中断前は公式戦18試合2ゴール4アシストと、チームの中心選手としてプレーしていた。
そのほか、マドリー在籍時にレンタル移籍したマジョルカやビジャレアル、ヘタフェなど、日本のクラブを除けばスペインを主戦場にしてきた久保にとって、そのスペイン代表と対戦することに特別な意味を持つようだ。スポーツメディア『Relevo』の取材でその思いを語っている。
「スペイン戦は僕の人生の中で最も重要な一戦です。相手はスペインだし、コスタリカ戦に敗れてしまって何が何でも勝たなければならなくなったとか、いろんな要素がありますけど」
「日本の最大の特徴は、どんなライバルにも適応できることだと思います。強敵相手でも戦うことできる、非常に競争力の高いチームです」