スペイン代表MFガビ(バルセロナ)が、2日連続で全体トレーニングを回避したようだ。スペインメディア『マルカ』を筆頭に各メディアが29日に伝えている。
12月1日に控えたFIFAワールドカップカタール2022・グループE最終節の日本代表戦に向け、調整を続けているスペイン代表。27日には第2節でドイツ代表と対戦し、1-1のドローで終えていた。激闘の翌日、ひざに痛みを抱えていたガビは、大事を取ってトレーニングを欠席。29日になっても全体トレーニングには合流せず、2日連続でリカバリー作業やランニングなど別メニュー調整のみにとどまったようだ。
スペイン代表を率いるルイス・エンリケ監督は、30日のトレーニングからガビを全体トレーニングに合流させる模様だ。現時点で日本代表戦の出場可否は不透明となっており、『マルカ』は同試合のスタメンから外れる可能性も示唆している。
ガビはここまで行われた2試合に先発出場している。初陣となった23日のコスタリカ代表戦では、73分にアルバロ・モラタ(アトレティコ・マドリード)の浮き球のパスから、右足アウトサイドでダイレクトのボレーシュートを叩き込んだ。フル出場を果たし、7-0での勝利に貢献すると、続くドイツ代表との一戦にもスタメン出場。インサイドハーフの一角として攻守に存在感を示し、66分までプレーした。
また、ガビだけでなく、今回のワールドカップではセンターバックとして2試合に先発しているロドリ(マンチェスター・C/イングランド)も、現時点では全体トレーニングに合流していないという。しかし、ロドリの場合は30日からのトレーニングに合流することが確実視されており、日本代表との一戦にも問題なく間に合う見込みだ。