スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツ(34)が今季限りでのバルセロナ退団説に言及した。
バルセロナの育成育ちで、2008-09シーズンにジョゼップ・グアルディオラ監督の下でトップチームデビューして以降、中盤の要として地位を築くブスケッツ。34歳となった今季も優秀な若手が台頭するなかでいぶし銀の存在感を放つ。
今やバルセロナの主将としても頼れる存在だが、今季が契約最終年。その契約もあと半年を切ろうとしており、去就が騒がしくなるなか、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のインテル・マイアミ行きが有力な線として浮上している。
ただ、何も決め事はないようだ。カタール・ワールドカップ(W杯)に参戦するなか、『El Larguero』で来季のプレー先を問われ、「いや、まだだ。夏もそうだし、サラゴサでのスイス戦の会見でも言ったけど、まだ決めていない」と話した。
「色々と言われているのは把握しているけど、僕はいつだって同じような話をしてきた。サインしていない。様子を見ながら、2月ぐらいにはっきりさせて結論を出したい」
また、今回のカタール大会が自身の代表キャリアにおける最後のW杯になる可能性については「まだ決めていないけど、どちらかというと、イエスに近い」と返して、こう続けている。
「もういい齢だけど、監督の信頼があって、良い感覚もある。とはいえ、最後に近づいているとは思う。でも、このW杯を楽しみたいし、今すぐ、あるいは大会後に決めるつもりはない」