マンチェスター・Uに所属するイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードが、自身のゴールは亡き友へ捧げたものだったことを明かした。30日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

 イングランド代表は29日、FIFAワールドカップカタール2022・グループB第3節でウェールズ代表と対戦。先発出場したラッシュフォードはこの試合で2得点を記録し、3-0での勝利に貢献した。

 ラッシュフォードはこの試合の先制点となった直接フリーキックを決めた後、空に向かって指を差すパフォーマンスを行った。これは友人のガーフィールド・ヘイワード氏に向けたものであったことを試合後に明かした。

 ゴール後のパフォーマンスについて尋ねられたラッシュフォードは、「残念ながら、数日前に友人の1人を亡くした。彼は長い間がんと闘ってきたので、彼のためにゴールを決められたことをうれしく思う。彼はいつも僕の大きなサポーターだった。本当に素晴らしい人だったし、彼が僕の人生にいてくれたことを本当にうれしく思う」と亡くなった友人への想いを語った。