カタール・ワールドカップ(W杯)グループD最終節、オーストラリア代表vsデンマーク代表が11月30日に行われ、1-0でオーストラリアが勝利した。

前節チュニジア代表戦をヂュークの決勝弾で勝利した2位オーストラリア(勝ち点3)は勝利すれば自力突破となる中、デュークやGKライアン、デゲネクらがスタメンとなった。

一方、前節フランス代表戦をエムバペの2発で1-2と競り負けた3位デンマーク(勝ち点1)は逆転突破のためには勝利が必須の中、エリクセンやホイビュア、リンドストロームらがスタメンとなった。

慎重な入りとなった中、11分にデンマークが最初にゴールへ迫る。ブラースヴァイトのダイレクトパスを受けたイェンセンがボックス右からGK強襲のシュートを浴びせた。

ここからデンマークの圧力が強まり、押し込む展開で推移。サイドから打開を図り、オーストラリアを揺さぶりにかかった。

しかし前半半ばからハーフタイムにかけてはオーストラリアの自陣に引いた守備を崩すような攻撃は見せられずゴールレスで前半を終えた。

迎えた後半もデンマークが押し込む展開で推移。しかし前半同様にオーストラリアを崩しきれず59分にドルベリとダムスゴーアを投入した。

だが直後、ゴールを奪ったのはオーストラリア。ロングカウンターに転じた流れからマクグリーのスルーパスを受けたレッキーがシュートを決めきった。

追う展開となったデンマークはさらにコーネリウス、スコフとアタッカーを投入していったが、最後までオーストラリアの牙城を崩せずにタイムアップ。

堅守オーストラリアが4大会ぶり2度目のベスト16進出を決めている。