スペイン代表MFロドリ(マンチェスター・C/イングランド)が、センターバック(CB)での自身のプレーについて言及した。30日、スペイン紙『アス』がコメントを伝えている。
スペイン代表の一員としてFIFAワールドカップカタール2022に臨んでいるロドリ。所属するマンチェスター・Cでは中盤の底を主戦場としている同選手だが、スペイン代表ではセルヒオ・ブスケツ(バルセロナ)が同ポジションでプレーしている関係もあり、今大会は2試合連続でCBとして起用されている。
ロドリはCBでのプレーについて「日を追うごとに落ち着いてプレーできるようになってきているし、何よりもチームメイトとのコミュニケーションを多く取るように心がけているよ。結局のところ、CBでコンビを組む選手とサイドバック(SB)の選手と頻繁にコミュニケーションを取り、アコーディオンのように繋がって動くことが重要なんだ。日に日に良くなっているよ」とコメント。続けて、スペイン代表を率いるルイス・エンリケ監督から求められている役割については次のように語った。
「常にボールを保持してプレーすること、そしてボールを持った時に自分の個性を出すことは求められているよ。そして、守備では自分のサイドの状況をコントロールし、CBの2人で自分たちのラインの高さを常に意識してプレーしなければならない。デュエルでアグレッシブになること、チームとしての安定感や一貫性を保つことも求められている。でも、それはどのCBにも求められていることだよ」
今回のカタール大会で、3大会ぶり2度目となるW杯制覇を目指しているスペイン代表。ここまで1勝1分・勝ち点「4」の成績でグループEの首位に付けており、グループステージ最終節で引き分け以上の成績を収めれば、無条件で決勝トーナメント進出が決まる状況となっている。ロドリはグループステージ最終節の対戦相手である日本代表についても言及。次のように警戒感を口にした。
「非常にタフな対戦相手だと思っているよ。圧倒的な個性を持った選手はいないかもしれないが、グループとしては最高の部類に入ると思う。我々と同様に全てをかけて試合に臨んでくるだろう。自分たちの考え方を貫き、勝利を目指したいと思う」