11月30日に行なわれたカタール・ワールドカップ、グループステージC組最終節でサウジアラビアとメキシコが対戦した。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半に入り47分、52分と立て続けにメキシコが加点し、決勝トーナメント進出に望みをつなぐ。しかし、試合終了間際に失点し、ベスト16入りはならなかった。
上写真=メキシコはサウジアラビアに勝つも他会場の結果によりグループステージ敗退となった(写真◎Getty Images)
■2022年11月30日 カタールW杯C組(ルサイル)
サウジアラビア 1-2 メキシコ
得点者=(サ)サレム・アルドーサリ (メ)エンリ・マルティン、ルイス・チャベス
攻め続けるもアディショナルタイムに失点
前半からメキシコがペースをつかむが、前半は得点なく0-0で終了する。しかし、後半に入ると47分に左CKからルイス・チャベスのキックをセサル・モンテスがニアでフリックし、エンリ・マルティンが押し込み先制。さらにその5分後には正面30メートルのFKをチャベスが強烈に決めて2-0とリードを広げた。
キックオフ時点では勝ち点1、得失点差マイナス2で最下位だったメキシコだが、同時刻に行なわれていたアルゼンチン対ポーランドでアルゼンチンが2点目を決めた時点でポーランドと勝ち点、得失点差、総得点とも並び、あと1点を決めれば2位での勝ち抜けが決まる状況とした。
ところが、さらに攻め続けて数度の決定機をつかむが決められず、アディショナルタイムも残り2分のところでサウジアラビアに1点を許して、つかみかけた8年連続のグループ突破を逃した。
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