カタール・ワールドカップ(W杯)の16強に駒を進めたポルトガル代表だが、DFヌーノ・メンデスにリタイアの可能性が浮上している。

所属先のパリ・サンジェルマン(PSG)で有望な左サイドバックとして名を広める20歳は11月28日に行われたグループH第2戦のウルグアイ代表戦で先発。これがW杯デビュー戦だったが、前半の終盤に自ら座り込み、42分に涙しながらピッチを後にした。

現時点でポルトガルサッカー連盟(FPF)から何のアナウンスもなされていない状況だが、フランス『レキップ』によると、古傷の故障を再発させた疑いがあり、このままW杯の戦いに幕を閉じる恐れに直面している模様だ。

ヌーノ・メンデスはW杯前の10月上旬にも所属先で左足ハムストリングを痛めて3週間の離脱を余儀なくされ、同月末にようやく復帰。近く診断結果が出る予定とのことだが、今回のケガはそのときと酷似しているという。

今大会に入って、MFダニーロ・ペレイラとDFオタビオもケガと戦力ダウンが相次ぐポルトガルだが、グループH最終戦を残して突破が決定。2日の最終戦では首位突破をかけて韓国代表と対戦する。