【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループC】サウジアラビア1-2メキシコ(日本時間12月1日/ルサイル スタジアム

 まるで漫画のような超攻撃的なディフェンス技が炸裂。メキシコ代表FWピネダのシュートをサウジアラビア代表DFの2人が同時スライディングでブロック。勝利への執念が生んだ“ど根性”ダブルスライに「怖すぎ」 など驚きの声が上がった。

【映像】「キャプ翼」のようなダブルスライディング

 メキシコ代表はペナルティーエリア内でパスをつなぐと、ボールはエリア外からフリーでボックス内に侵入してきたFWピネダの元へ。ピネダはダイレクトでシュートを放ったが、これに対してサウジアラビア代表DFアルアムリとMFアルハッサンが2人揃ってスライディングしてストップ。シュートの威力は弱まり、GKアルオワイスが難なくキャッチした。

 ABEMAの実況・三上大樹アナウンサーも「2人のタックルでボールを減速させました。素晴らしい守備」と2人のディフェンスを賞賛したが、このプレーを見た視聴者からは「双子w」「キャプ翼やん」と、世界的大人気漫画『キャプテン翼』に出てきそうなスライディングシーンに興奮。一方で鬼気迫るプレーに「怖すぎ」「吹っ飛んだ」と戦慄を覚える者もいたようだった。

 漫画のようなタックルで絶体絶命のピンチを凌いだサウジアラビアだが、メキシコの攻撃を最後まで耐え切ることができず、2ゴールを奪われて1-2敗戦。初戦でアルゼンチン代表相手に大金星を挙げたが、グループステージで大会を去ることとなった。(ABEMA/FIFAワールドカップ カタール 2022)