【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループF】カナダ-モロッコ(日本時間12月2日/アルトゥママ スタジアム)

 2日、FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループFの第3戦、カナダvsモロッコが行われ、試合早々の4分にハキム・ツィエクがゴールを奪い、モロッコが先制に成功した。

【映像】モロッコ36年ぶり決勝Tを後押しする“突然の”先制弾

 先制点が生まれたのは4分のことだった。カナダの右サイドからのバックパスが短くなったところで、GKミラン・ボージャンのクリアが中途半端な位置に。これに反応したツィエクがダイレクトの左足で、無人のゴールへとシュートを流し込んだ。

 ABEMAの解説・城彰二氏は「(GKは)コントロールしてボールをキープしようと思ったんでしょうね。中途半端になってしまいました」と、ディフェンスとGKの連携ミスに言及。この先制弾に視聴者も「痛恨のミス」「やっちまった」とカナダのミスに反応する声が多数挙がっていたが、「モロッコきたー!」「モロッコ強い」と先制点を喜ぶ声もあった。

 モロッコは、前回大会準優勝のクロアチアに引き分け、前回大会3位のベルギーに2-0で勝利したことで“ダークホース”と呼ばれる。1986年大会のベスト16が最高位の彼らは勝利した瞬間、グループステージ2位以上が確定。36年ぶりの決勝トーナメント進出を大きく手繰り寄せるゴールとなった。
(ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)