FIFAワールドカップカタール2022グループF第3節・モロッコ代表対カナダ代表が現地時間1日に行われ、2-1でモロッコ代表が勝利した。

 勝てばグループリーグ突破が決まるモロッコ代表は、開始3分で先制する。カナダ代表のパスにミスが出たところをハキム・ツィエクが拾い、ペナルティーエリア外から直接決めた。22分には、アクラフ・ハキミのロングパスにユスフ・エン=ネシリが相手DF2人を振り切って抜け出し、右足のシュートでゴールネットを揺らした。

 2点を先行されたカナダ代表も反撃する。39分に左サイドを突破したサム・アデクグベのクロスが、モロッコ代表DFに当たってゴールへ。オウンゴールによりカナダ代表が1点を返した。

 1点を追うカナダ代表は後半、アグレッシブな姿勢を見せてゴールに迫るが、フィニッシュの精度を欠く。モロッコ代表はツィエクを下げて5バックで守りを固めた。

 36年ぶりのワールドカップ出場だったカナダ代表は1点が遠く、3連敗で終戦となった。勝利したモロッコ代表は勝ち点7でグループリーグを終えている。

【決勝トーナメント表】カタールW杯<組み合わせ>
【グループリーグ順位表】カタールワールドカップ<組合せ>
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