モロッコ代表DFアクラフ・ハキミ(パリ・サンジェルマン/フランス)が15日に自身の公式ツイッター(@AchrafHakimi)を更新。FIFAワールドカップカタール2022・準決勝での敗退を振り返り、モロッコ国民への感謝の思いを綴った。

 今回のカタールW杯で大健闘を見せているモロッコ代表。クロアチア代表、ベルギー代表、カナダ代表と”難敵”が集ったグループFを2勝1分の勝ち点「7」で首位通過すると、決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)では優勝候補の一角と目されていたスペイン代表をPK戦の末に撃破。続く準々決勝でもタレント豊富なポルトガル代表に1-0で競り勝ち、アフリカ勢初のベスト4進出を果たした。

 14日に行われた準決勝では前回王者のフランス代表に惜しくも敗れ、決勝進出は叶わなかったものの、次々と強豪を撃破したモロッコ代表の戦いには驚きと称賛の声が集まっている。ここまで全6試合に出場し、右サイドバック(SB)で攻守に渡って存在感を発揮しているハキミは、準決勝から一夜明けた15日に自身の公式ツイッターを更新。モロッコ代表の今大会の戦いを誇りつつ、国民への感謝の思いを次のように綴っている。

「僕たちはすべてを捧げてきた。チームの夢、そして国全体としての夢は終わってしまった。ただ、僕らは自分たちがこれまで成し遂げてきたことを誇りに思わなくてはならない。僕たちは最後の1秒まで戦い抜き、頭を上げて、胸を張って去ったんだ。僕たちはこれからもこの国のために全力を尽くし続ける。モロッコのみんな、応援をありがとう」

 なお、モロッコ代表は現地時間17日にクロアチア代表との3位決定戦に臨む。試合は日本時間の18日午前0時にキックオフを迎える。

【投稿】ハキミがモロッコ代表の快進撃を誇る