FIFAワールドカップカタール2022・グループリーグE第3節、日本代表対スペイン代表が27日に行われ、2-1で日本代表が勝利した。

 今大会はアジア勢の奮闘が目立っている。口火を切ったのはサウジアラビア代表で、リオネル・メッシ擁するアルゼンチン代表に“予想外”の逆転勝利を収めた。その後、日本代表がドイツ代表相手に金星をあげると、イラン代表はウェールズ代表を、オーストラリア代表はチュニジア代表をそれぞれ下すなど、カタールの地を盛り上げていた。

 その後は相手の警戒も強まったか少し勢いは落ちたが、オーストラリア代表がデンマーク代表を破って決勝トーナメントに進むと、それに続くかのように日本代表がスペイン代表を撃破。首位でグループリーグを突破した。

 日本代表がスペイン代表を下したことにより、今大会におけるアジア勢の勝利数は「6」に積み上がった。これは、2002年の日韓大会(4勝)を上回り、W杯最多の記録となっている。

 今大会の大陸別勝利数を見てみると。1位はヨーロッパで14勝となっているが、アジア勢はアフリカ勢と並び暫定2位につけている。4位は南米勢で5勝、北中米カリブ海勢が3勝となっている。

 2014年のブラジル大会ではアジア勢が1勝もできずに敗退していたが、今大会はカタールと韓国を除くすべてのチームが勝利を収めている。アジアのレベルは確実に上がっているのかもしれない。

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