スペイン戦、田中のゴールを巡って海外メディアが反応
森保一監督率いる日本代表は、現地時間12月1日のカタール・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第3節でスペイン代表と対戦し、2-1の逆転勝利を収めた。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)判定によって認められた日本の決勝ゴールを巡り、ブラジルメディアは真上からどアップで捉えた画像を紹介し、「1ミリ」エリア内に入っていると報じ、「明らかに出てない!」「99%アウトは100%イン」と反響を呼んでいる。
試合は前半11分、FWアルバロ・モラタのゴールで失点。ハーフタイムにDF長友佑都に代えてMF三笘薫、MF久保に代えてMF堂安律を投入。すると後半3分に堂安が同点ゴールを奪う。
問題の場面は後半6分に起きた。ペナルティーエリア内から堂安が右足シュートを放つと、ファーサイドに抜けたボールを三笘が戻し、中央で田中が押し込んだ。三笘が戻した時にゴールラインをボールが超えていたかが際どいプレーとなり、VAR判定。その結果、ボールはラインを割っていないとして日本の逆転ゴールが認められて2-1となり、そのまま日本が勝利した。
ブラジルメディア「TNT Sports」公式ツイッターは、三笘がパスした決定的瞬間を捉えた真上からのどアップ画像をアップ。「VARで検証された日本のゴールのボールの見え方をご覧ください! 何百万人ものブラジル人を幸せにした1ミリ」と、ミリ単位で残っていたと記している。
この投稿に「はっきりと分かる」「ボールが四角だったら出てたね」「ミリ単位が大事」「99%アウトは100%イン」「明らかに出てない!」などの声が上がっており、海外での論争に終止符を打つことになりそうだ。(FOOTBALL ZONE編集部)